2017年の流行語大賞にもノミネートされた「うつヌケ」って知ってますか?うつヌケとは、自身がうつ経験者である田中圭一さんが書かれたnoteで連載されているうつ病脱出マンガで、電子書籍合わせると20万部以上というベストセラーになっている本です。著者である田中圭一さんが実際にうつヌケをしたきっかけとなった精神科医の書籍は?うつヌケの評価や口コミは?今回はうつヌケについてご紹介します。
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うつ病脱出マンガ「うつヌケ」〜うつトンネルを抜けた人たち〜
こちらが今評判の「うつヌケ」ですね〜。
こちらのうつヌケは、単行本バージョンに加え、電子書籍のkindle版もありますよ♪
内容としては全20話に加えエピローグ、うつヌケこぼれ話2話、あとがきのトータル176ページ(単行本)からなるマンガ本です。詳しくは上記リンクからどうぞ。
うつヌケ作者がうつ脱出のきっかけとなったうつ病経験者かつ精神科医の本
こちらがうつヌケ著者の田中圭一さんがうつ脱出のきっかけになったと語っている書籍、
「自分の「うつ」を直した精神科医の方法」です。
著者の田中圭一さん曰く、
うつトンネルの中にいたボクがコンビニで偶然出会い、うつ脱出のきっかけになった本です。特に効果的だったのが「アファメーション」(肯定的自己暗示)で、『うつヌケ』でも紹介させていただきました。それだけではなく「うつ」の正体についてや、「うつ治療」における薬の役割など、うつを構造的に理解できる良著です。作者の生い立ちから人生観まで、うつに関連する思想や考え方についてもわかりやすく物語風に説明してくれています。
とご紹介されています。
うつヌケ著者が語る「うつになりやすい人の特徴」とは?
うつヌケ〜うつトンネルを抜けた人たち〜の著者、田中圭一さんによると、うつ病になりやすい人には「ある傾向」があるとか。田中圭一さんはうつヌケでうつ病経験者の方を取材する中でわかったパターンとして、
「人は自分のことが嫌いになったときに、うつになる」のだとか。
また、うつ病になりやすい人の傾向として、生真面目で物事を深刻に捉えがちなタイプ、というのも挙げられています。仕事などでうまくいかない事が合った時などに、こういうタイプの人は、「どうして自分はダメなんだ!」と自己否定してしまい、自ら自分を追い込んでしまうのです。
「自己否定はうつの入り口」だとも田中圭一さんは語っています。
うつ病の人に対して「頑張ってね!」という言葉は禁句だというのは、よく知られていますが、そういう生真面目で自分を追い込むタイプの人は「すでに十分過ぎるくらい」頑張っている状態なので、頑張れ!などの声かけをしてしまう事で、それが良かれと思ってのセリフであったとしても、うつ状態の本人としては、そのうつの状態に追い打ちがかかってしまうのですね。
うつヌケでうつ病の世界を垣間見ることができる
うつ病になったことのない人にとっては、うつ病の世界って一体どんなものなのか、全く検討がつきませんよね。
うつヌケの中では、いろんな表現でうつヌケの世界が描かれています。
例えば「文字が読めない」状態になるとか。
視界にはもちろん文字は入ってくるけれど、頭の中に入ってこない感覚になるのだそう。
また言葉だけでなく、色や音なんかもはっきり認識できなくなるそうです。田中圭一さんは「脳が濁った寒天で包まれる」っていう表現をされています。その結果、買う物の色が派手になったりするそうですよ!うつヌケした後に見ると「どうしてこんな色を買ったの!?」とご自分でも驚くのだと語られています。
ちなみにnoteでは1話100円で購入して読む事もできますが、単行本やkindleの方が全話読むならお得ですね♪